2021年2月11日に統計検定2級に合格しましたので、勉強法などを紹介していきたいと思います。

関連資格の、『統計調査士』『専門統計調査士』の勉強法については、こちらをご覧ください。
受験したきっかけ
私は春からマクロミルというマーケティングリサーチ会社に就職することになっており、統計学の知識は必須だろうと考え受験を決意しました。
ただ、大学での専攻は法律だったので、数学は大学受験の時にやったきり…。
そのため、高校数学を思い出しながら、時には数学IIIの分野を初めて勉強したりもしていたので、かなり時間がかかった過酷な挑戦だったと思います。
勉強法
統計検定3級の問題集
4年近く数学や統計から離れていたので、まずは3級の勉強をしなくてはと思い、購入しました。
ところどころ忘れてしまっている部分もありましたが、難なく満点をとれるレベルに達したので、3時間程度でおわりました。
公式テキストもありますが、高校時代時きちんと数学を勉強した方であれば、買う必要はないかと思います。
というか、ぶっちゃけセンター試験のほうが難しいです。
マセマのシリーズ
統計検定2級の範囲を網羅していると評判の『スバラシク実力がつくと評判の統計学』をやりました。
特に推定や検定の解説がとても丁寧で、統計検定2級に合格するための基礎はこの本で手に入れました。とてもおすすめです!
大学の図書館にあると思うので、ぜひ探してみてください!
こちらの本が少し難しいと感じるようであれば、同じ作者の『大学基礎数学 確率統計キャンパス・ゼミ』から始めてみたら良いでしょう。
こちらのほうが、より基礎から解説してくれている印象です。
公式問題集
上記の2冊が終わったら、さっそく過去問演習に取り組んでみました。
そうしたら、60点~70点の間をウロウロ。上記の参考書では分散分析や回帰分析の分野が抑えられていなかったこともあって、なかなか満足できる点数を取ることができませんでした。
統計学の時間
そこで、マセマの参考書では開設されていない分野や、理解が不十分だった分野を補うために参考にしたのが、『統計学の時間』です。
統計検定2級対策として有名なサイトですが、解説がやや大雑把で、知識ゼロから読むのは難しく、これまでは避けていた教材でした。しかし、上記の統計学の勉強により基礎が身についた私は、このサイトに書かれた内容もきちんと理解できるようになっており、分散分析や回帰分析の分野で重宝しました。
『例題で学ぶ統計入門』
仕上げの問題演習に、『例題で学ぶ統計入門』に取り組みました。時々マセマの参考書とは別のアプローチで解説してあるので、少し読みづらい部分はありましたが、こんな解き方もあったのか…!と、いろいろ参考になりました。
おわりに
統計検定2級は難関ですが、文系の私でも1ヶ月半程度の勉強で合格することができました。
はじめは悶々とするかと思いますが、わかってくると楽しくてたまらなくなると思います!
この記事が、統計検定2級合格を目指す方々の助けになりますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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