大学生になったからアルバイトをしたいけど、何をしようかなと悩んでいる方。
ずばり、テレアポが本当におすすめです!
なぜなら、営業活動を通して人間力を鍛えることができるうえに、就活の時にもテレアポ経験は際立って役立ちます。
私が働いていたテレアポの会社では、個人宅に電話をかけて、「エコキュートやりませんか」「太陽光はいかがですか」などと、商材を売り込んでいました。
もちろん、怪しまれたり面倒に思われて、切られてしまうことが大半の厳しい現場です。それで心が折れてしまう子もたくさんいました。
しかし、上司に教わった営業テクニックを忠実に行えば、いくらでもアポイントを取れるようになります!
今回は、その中でも有用だったと考える、営業テクニック3つ紹介していきます。
バックトラック(オウム返し)
役立つテクニックNo.1は、バックトラック(オウム返し)です!
これは何かというと、相手の言ったことを復唱してあげることです。
「光熱費はどのくらいかかっていますか?」
「15000円くらい」
「15000円くらいなんですね!」←バックトラック
このように復唱することで伝達ミスも防げますし、お客様も「あ、私の話を聞いてくれてる」と思ってくれるそうです。
この技術は、特にインバウンドのコールセンターで必須のスキルです。
インバウンドとは、お客様センターやフリーダイヤルのように、お客様からかかってくる電話を取って案内するお仕事です。
インバウンドのコールセンターではお客様の個人情報を扱うことが多く、1つのミスが致命的になりかねません。
そのため、名前や住所、電話番号など、相手が言ったことを必ず復唱するのだそうです。
このバックトラックの技術は、営業職などでなくても、役立つスキルなのではないでしょうか?
Yes取り
役立つテクニックNo.2は、Yes取りです!
どういうことかというと、話の中に分かりきっている質問を混ぜることです。
「もしもし、○○様でしょうか?」
「はい」
「もし、光熱費が○○円以上お安くなったら、嬉しいですよね?」
「えぇ、まぁ…」
どんな質問だろうと、相手にYesと言わせることで、会話が長続きしたり、要求を承諾させやすくなるのだそうです。
極端な例を挙げると、昔アメリカのCMで、CMの終わりでゴルフボールくらいの大きさの球が上下に動くという演出があったそうです。
球が上下に動くのを見ていた視聴者は、無意識のうちに首を縦に振る、つまりうんうんと頷いているような形になったそうです。
その結果、そのCMの効果は絶大で、商品はバカ売れしたのだそう。
結局は催眠商法と認定されてしまって、そのCMは放映されなくなったらしいですが…。
このように、相手にYesと言わせるだけでも、絶大な効果が見込めるのです。
ぜひ営業の場面や、友人と話している時にでも、答えの分かりきった質問をしてYesを取ってみてください!
こちらの要求が通りやすくなるかもしれませんよ!
聞き取りやすい話し方
役立つテクニックNo.3は、相手が聞き取りやすいように話すことです。
具体的には、「ゆっくり」「はっきり」「抑揚をつけて」話すことです。
中でも大切なのは、「ゆっくり」話すことです。
私たちアポインターは、その商材について熟知しているため、すんなりと理解することができますが、お客様は突然の電話に戸惑っている心境で、かつ耳からしか情報が入ってこないので、簡単な説明をしているつもりでも、理解できないという場合が多くあります。
私もテレアポを始めたばかりの時とかは、相手に口を挟まれてスクリプトから外れるのがこわくて、まくし立てるように早口で伝えていました。
ただ、そんな電話を受けて、あなただったらどう思われますか?
ただでさえあやしいセールス電話。相手は早口で、話してる内容もよくわからなかった。質問もできないし口もはさめない。そんなの、取れるアポも取れません。
私も、ゆっくり話すことを意識してから、お客様と長く話すことができるようになりましたし、アポ率も上がりました。
よく営業の本には、「相手が早口の場合は早口で、相手がゆっくりの場合はゆっくり話す」と書かれていますが、ぶっちゃけかなり高度なテクニックですし、電話の音声情報だけだと、相手の性質を完全に把握するのは難しいです。
はじめはゆっくり話している人でも、怒りはじめると早口になる方もいらっしゃいましたし、はじめは電話がこわくて早口な方も、こちらが落ち着いて対応していたら、次第に安心されてゆっくり話してくれるようになった方もいらっしゃいました。
このように、感情の起伏によって人の話し方は変わってくるので、「相手に合わせて話す」というのはけっこう難易度が高いのです。
なので、テレアポ初心者さんは特に、はじめはゆっくり話すことを意識してはいかがでしょうか。
おわりに
いかがでしたでしょうか。役立ちそうなテクニックはありましたか?
テレアポ業界では、上記のことは基本中の基本です。
初心者さんはもちろん、ベテランさんも、改めて意識してみると良いかもしれません。
この記事が皆様のお役に立ちますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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