今回は、私が大好きな漫画『憂国のモリアーティ』の二次創作小説を2つ紹介していきたいと思います。
『憂国のモリアーティ』は、まだマイナーな作品なので、小説作品はけっこう少ないです。
これから紹介する2つの小説は、本当に舞台裏であったのではないかと思えるほどの、リアルなエピソードが描かれています。
『憂国のモリアーティ』がお好きな方は、ぜひとも一度読んでみるのがおすすめです。
『チェーホフの銃』
小説投稿サイト『Pixiv(ピクシブ)』に掲載されている、りりかさんの作品です。
こちらは、公式で言及されていない、ザック・パターソンとレストレード警部との出会いを描いた作品です。
警察内である事件が起き、犯人は貴族であると思われますが、上司の命令で犯人を追うことができません。
そこでパターソンが機転を利かせて、レストレードと共に貴族を追い詰める話です。
時系列的にはモリアーティ兄弟と出会う前でしょうか。
りりかさんの作品には、ザック・パターソンが活躍するものが多くあります。パターソン推しの方はぜひとも一度読んでみてはいかがでしょうか。
『もう悪夢は見ませんよ』
小説投稿サイト『Pixiv(ピクシブ)』に掲載されている、うさ太郎さんの作品です。
原作1巻1話にて、アルバート・ジェームズ・モリアーティはウィリアムとルイスと共に、屋敷を焼いて家族の命を奪います。
その後、精神的な不調をきたし、毎晩悪夢を見るようになってしまったアルバートを、ウィリアムとルイスが救う物語です。
この作品は3部作になっており、アルバート・ウィリアム・ルイスの3つの視点から描かれています。
アルバートが弟たちの前で強くあろうとする気持ちや、ウィリアムが自信満々に見せているけれど内心は不安だったり、ルイスが生活の変化に戸惑う様子など、とても共感できるリアルな表現がされています。
兄弟の温かさを感じられる、とても素敵な作品です。ぜひ一読ください!
おわりに
いかがでしたでしょうか。
お好みの小説が見つかりましたら、ぜひリンクから飛んでみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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