経営の意思決定には、その材料となるデータが必要ですよね。
調査会社・アンケート会社に依頼をして、商材や競合に関するデータを取る企業は年々増えています。
ただ、一口に調査会社といってもたくさんあって、どの会社が合っているかわからない…なんて方も多いはず。
そこで今回は調査会社を客観的に比較をし、大手調査委託会社の特徴を解説していきたいと思います。
高度なリサーチナレッジが必要なら…
インテージ
調査に対する理解・知識レベルが高い
自社を担当する専属コンサルタントがいる
海外拠点・パートナーと連携している
データの品質が高い
ミスが少ない
国内最大手の調査会社といえば、まず思いつくのはインテージですよね。
インテージは、豊富な実績とモニター登録者数を誇り、リサーチに関するナレッジならまさに日本一といえます。
海外調査に関する知見も深く、コンサルタントが様々なアドバイスをしてくれます。
また、ほとんどの業務を自動化しているため、人の手によるミスが起こりにくく、信用できるデータを得ることができます。
サンプル数確保や柔軟な対応が必要なら…
マクロミル

必要なサンプル数を回収してくれる
短期間でも対応してくれる
柔軟な対応をしてくれる
返信・対応が速い
インテージと国内No.1を争っている調査会社といえば、マクロミルですよね。
マクロミルもインテージと同様、豊富な実績とモニター登録者数を誇り、リサーチに関する知見も深いです。
分業制を取っているため、営業・設計・実査・集計・分析の全ての工程において、それぞれの専門家が担当してくれます。
また、マクロミルの魅力といえば、高いホスピタリティですよね。
担当者の温かい対応や、クライアントのニーズに応えようとする柔軟性が、リピート率の高さに繋がっています。
より戦略的なコンサルティングが必要なら…
nielsen
KANTAR
Ipsos

マーケティングに関する理解・知識レベルが高い
独自のサービス・ナレッジがある
海外調査に関する知識・経験がある
レポートの品質が高い
より戦略的なコンサルが必要であれば、外資系の調査会社をおすすめします。
外資系調査会社の大手といえば、「nielsen」「KANTAR」「Ipsos」の3社ですよね。
これらの会社は、マーケティングに関する知識レベルが非常に高く、実績も豊富なので質の高いコンサルティングを受けることができます。
また、外資系のため海外調査に関する知識や経験は群を抜いており、今後海外進出されたい企業の多くが、これらの外資系調査会社を利用しています。
コストを抑えたいなら…
クロス・マーケティング
楽天インサイト
料金が安い
コミュニケーションが的確
まだ企業規模が小さく、なるべくリサーチのコストを抑えたい場合は、クロス・マーケティングや楽天インサイトがおすすめです。
この2社はまだまだ大手とは言えませんが、近年著しく成長している期待値の高い企業です。
料金の安さが大きな魅力です。さすがに大手調査会社と比べれば質は低くなりがちですが、費用の安さを考えると非常にコスパが良いといえるのではないでしょうか。
おわりに
4つの目的別に大手調査会社を比較してきましたが、いかがでしたでしょうか。
もちろん感想やイメージは人や時期によっても異なるので、ぜひ複数の会社で調査提案や相見積もりを依頼してみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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