ジャンプSQで連載中の『ボクとキミの二重探偵』は、オンリーワンの個性を持つ2人が織りなす学園サスペンスです。
1巻ではボクちゃんの中に潜むオレの存在が明らかになりましたね。
2巻はそんなオレの独白からスタートします。
それでは、『ボクとキミの二重探偵』2巻のあらすじ&魅力を紹介していきます。
問5 「ボク」と「オレ」
ボクちゃんこと僕徒レオは二重人格で、裏から「ボク」を操る「オレ」が存在していました。
小学生の頃から頭が良かった「オレ」は、他人を破綻に追い込みその素顔をさらすことに快感を覚えるようになったのでした。
そんな本性を隠す「オレ」と君乃ミキは、体育の授業をサボり、誰もいない教室にて心理戦を繰り広げます。
レオの不可解を解きたいミキと、本性を隠しつつミキの素顔を暴きたいレオ。軍配は果たしてどちらに…?
問6 探偵と探偵
ミキの元クラスメイトである一ノ瀬ユリの「ミキは事故に見せかけて実の妹を殺したらしい」という発言から、「オレ」はミキが不可解な過去を隠しているということを確信します。
そして「オレ」は生徒指導の久世原を利用し、一ノ瀬からミキの過去を聞き出そうとします。
しかし久世原は「オレ」の想像以上の下衆で、一ノ瀬にセクハラをしようと、彼女を拘束してしまいました。
問7 想定内と想定外
一ノ瀬が久世原から暴行・セクハラを受けるのを盗聴していた「オレ」は、ミキの過去を聞き出すことを諦め一ノ瀬を助けることにします。
ミキが生徒指導室の前を通りかかるタイミングを見計らい、他の先生を操り久世原の不可解な言動を引き出します。
不可解に気付いたミキは、久世原のセクハラを見抜き一ノ瀬の救出に成功しますが、怒りで冷静さを失い久世原に暴行を加えてしまうのでした。
問8 右と左 その1
怒りで冷静さを失ってしまったミキは久世原に暴行を加えて殺しかけてしまいますが、一ノ瀬が必死に止めます。
一ノ瀬は、常に冷酷であったミキが自分のために怒ったことに違和感を持ちます。その会話を盗聴し「オレ」はミキの死んだ妹というのが双子であったと認識します。
また、ミキに罪をなすりつけて保身を図る久世原は、「オレ」の策によりその素顔をさらすのでした。
『ボクとキミの二重探偵』2巻の魅力は?
「オレ」とミキの高度な心理戦
『ボクとキミの二重探偵』2巻は、「オレ」とミキとの高度な心理戦から始まります。
お互いの心理やクセを読み合い、罠を仕掛けて騙し騙され…。その戦いは一歩間違えばどちらかが破滅に至るほど。
ヒリヒリとした緊張感がお好きな方には、たまらない一冊となっています。
深まるミキの謎
2巻では君乃ミキの内面と過去が少しずつ明らかになります。
君乃ミキは、常に冷静で論理的思考能力を持つキャラクターですが、7話~8話では豹変したように激しく怒り、まるで二重人格を想起させるほど。
そんな彼女を見た旧友・一ノ瀬ユリの反応も奇妙です。
また、ミキの過去も段々と明らかになっていきます。ミキの妹の死とその真相が気になるところです。
2巻はミキの謎に対する考察も注目です。
おわりに
『ボクとキミの二重探偵』2巻のあらすじ&魅力を解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
興味を持った方はぜひ読んでみてくださいね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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