世界で2番目に多く売れている超ロングセラー『ハリー・ポッター』は、皆さんもお好きでしょうか。
『ハリー・ポッター』には、本当に多くの二次創作小説があります。私もどれだけ読み漁ったか…!
今回は、『ハリー・ポッター』二次創作小説のなかでも、私が自信を持っておすすめできるものを4つ紹介しようと思います。
レオーネ・ポッターに額の傷はない
ピクシブに掲載されている、緑雲アキさんの小説です。
こちらは番外編を含めると計12作品、総文字数は60万文字を超えている、超大作です。
原作での戦いを終えたハリー・ポッターが、ハリー・ポッターの双子の姉であるレオーネ・ポッターとして逆行するお話です。
逆行したレオーネは、共に逆行したドラコ・マルフォイと共に、ハリーやロン、ハーマイオニーの大冒険を見守ります。
レオーネの持つ特殊な能力、ピーブズの知られざる秘密、そしてレオーネとドラコの背負う悲しい運命とは…!
この作品の魅力は、何といっても緻密な物語構成です。ハリー・ポッターという作品の中に、オリキャラなどの新要素を巧みに入れ込み、矛盾のない1つの作品として見事にまとめ上げています。
涙なしには読むことができない、超大作。大満足間違いなしです。
このお話は本当におすすめですので、ぜひぜひ読んでみてください!
サフィニア・ポッターと時間の旅
ピクシブに掲載されている、水果/有沢ナイさんの作品です。
こちらでも、ハリー・ポッターが、ハリー・ポッターの双子の姉であるサフィニア・ポッターとして逆行します。
共に逆行したドラコ・マルフォイと共に、ハリーやロン、ハーマイオニーとの大冒険を見守る…というところまで、本当に上記レオーネ・ポッターのシリーズとそっくりな設定となっています。
レオーネシリーズの魅力は感動的な物語構成だとしたら、サフィニアシリーズの魅力は何といってもそのリアルさです。
ハリーやドラコとの微妙な距離感だとか、女の子になってしまった戸惑いだとか、なんだかうまくいかない人間関係がずっとリアルに描かれています。
また、この作品のサフィニアとドラコは、動物と話ができたり、魔法生物からケッツァーと呼ばれたり。2人とも何か特別な力を持っているようです。
水果さんの作品は伏線回収の巧みさが魅力のひとつですので、この特殊な設定が物語にどう絡んでいくのか、今後が楽しみな作品となっています。
こちらは、サフィニア・ポッターとアズカバンの囚人の中編まで更新されており、続編はまだ執筆中とのことです。
水果/有沢ナイさんは、多忙ななか複数シリーズを平行して執筆されているので、こちらの更新も気長に待ちましょう♪
ハーマイオニーと天才の魔法式
ハーメルンに掲載されている、藍多さんの作品です。
この作品のオリジナル主人公は、レナード・テイラーという男の子。
レナードは特殊な眼を持っており、見ただけで魔法を解析できるいわゆる天才です。
魔法の勉強のために通っていた図書館でハーマイオニーと出会い、ホグワーツでの波乱万丈な7年間を共に過ごすようになります。
この作品の魅力は、レナード・テイラーの無双シーンと、ハーマイオニーとの不器用なラブシーンです。
レナード・テイラーは魔法の天才すぎて、かの悪名高いヴォルデモートすら足元にも及びません。
あのお辞儀さんを、まだ子供だと舐められたレナードが圧倒するシーンは、本当に気持ちがいいものですねwww
少しハリーやロンの活躍シーンは削られてしまっているのですが、ハーマイオニー推しにはたまらない作品となっています。
完結しており、一気読みも可能です。ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?
空の記憶
ハーメルンに掲載されている、西条さんの作品です。
主人公でハリーの弟であるアキ・ポッターは、毎晩夢の中で「幣原秋」という人物の記憶を追体験します。
夢の中の自分は、魔法使いとしてホグワーツでの生活を送るなかで、セブルス・スネイプやリリー・ポッターらと友人になります。
そして現実世界のアキ・ポッターもハリーと共にホグワーツに入学しますが、夢の中の存在だった幣原秋をなぜかスネイプ教授が知っていて…?
この作品は、はじめのほうはハリーや友達との絡みが楽しいだけなのですが、物語が進むにつれてどんどん重く悲しいストーリーになっていきます。
いったい幣原秋とは何者なのかという、この作品最大の謎を追いかけたいミステリー好きの方にも、切なく悲しいストーリー展開に涙したい方にもおすすめです。
重くない楽しい物語だけ読みたい!という方は、賢者の石~アズカバンの囚人くらいまで読んでみてください!ハリーやアキや魅力的なオリキャラたちの絡みがとにかくかわいいですよ^^
ぜひ一度読んでみてください!
おわりに
ハリー・ポッターの二次創作小説のおすすめTOP4を紹介してきましたが、あなたのお眼鏡にかなうものはありましたか?
レオーネとサフィニアのシリーズは、本当によく似た作品(パクリじゃないですよ!たぶん)ですので、どちらか好きだと思った方は、もう片方も読んでみるのが本当におすすめです!読まなきゃもったいない!
これらは全て無料で公開されているものなので、ぜひ試してみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント