2021年8月21日~22日に、吉田ルートから富士山に登ってきました!
高校の同期と、全くの初心者6人で登ったのですが、みごと登頂に成功することができました!
吉田ルートとは

吉田ルートとは、山梨県富士吉田市(富士山の北側)から登頂するルートです。
五合目の富士すばるラインから登り始め、6合目で吉田口と合流します。
道のりはなだらかで、初心者の登頂に最も適したルートです。
日程・宿舎など
10:00 富士山パーキング

1日目の10時頃に、富士山パーキングに到着しました。
お隣の富士急ハイランドでは、超大音量でライブをしていたらしく、振動がめっちゃ伝わってきました汗
そこから、約40分くらいバスに乗ると、五合目の富士スバルラインに到着します。バス代は往復2100円。現金は使えないのでご注意を…!
11:00 富士スバルライン


バスに揺られて約40分。五合目富士スバルラインに到着しました。
さて、高山病を防ぐためには、五合目で30分~1時間くらい休んで、空気の薄さに体を慣らすことが大切です。
富士スバルラインでは、売店や食堂など、様々な施設がありますので、楽しく時間をつぶしましょう。
レインコートやヘッドライトなど、山登りに必須の道具もここで買うことができました。値段も良心的で、アマゾンなどとほとんど変わらない値段で買うことができましたよ!
富士山メロンパンや、富士山Tシャツなど、ここでしか買えないものも多いので、ぜひぜひ売店は覗いてみてください!
12:00 登頂開始

富士スバルラインで昼食を取り、飲み物などをたっぷりと買い揃えたら、いよいよ登頂開始です。
だいたい13時頃に六合目到着、15時頃に七合目到着、そして18時頃に本八合目到着といったペースで登りました。
五合目~七合目は、滑りやすい砂利道が続いていて、慣れるまで大変でした。そして七合目を過ぎると、ハードな岩道が続きます。
体感的にいちばん辛かったのは、五合目~六合目と、七合目あたりです。
五合目~六合目は、傾斜はゆるやかなのですが、砂利道がとても滑りやすくなっていて、慣れるまでメンタルが削られます。
そして七合目くらいから、きっつい岩道がはじまるので、もうヤバいです。
でも八合目に着くくらいになると、テンションがハイになってきますし、うまい休憩の取り方もわかってくるので、そんなに辛くなくなってきます(笑)
18:00 本八合目「元祖室」到着



がんばって登って、18時頃に本八合目の山小屋「元祖室」に到着しました。しんどかった…。
もともとこちらに宿泊予約をしていたので、名前を言ってお支払いをしたら、夕食においしいカレーをふるまっていただきました。
宿泊費は、夕食・朝食・トイレなど込みで13000円でした。標高が高いと基本的にトイレは有料になるのですが、宿泊客はトイレも無料でいいよと言ってくださいました。助かる!
個室ではなかったのですが、スーパー銭湯や韓国のチムチルバンみたいな感じで、仕切り&寝袋で休みました。
想像していたより、全然キレイで広いところでしたよ。おすすめです。
ちなみに、充電などはできないのでご注意を!モバイルバッテリー推奨です。
2:00 起床

翌朝は午前2時に起こしてくださって、荷物をまとめて2時半頃に出発しました。
夏ですが標高が高くてバリ寒いです!深夜登頂するなら、防寒具は必須で持っていきましょう!
ちなみに、本八合目からの夜景がとても綺麗ですので、これまでの道のりを振り返りながら歩くと良いかもしれません。

道のりは、かなり急な岩場が続きます。少し足を滑らせただけで、悶絶ものの打撲をしますので、どうかお気をつけて。
ちなみに、夜中の山登りにはヘッドライトが必須です。必ず1つ以上買ってから行きましょう。
5:00 頂上に到着


登り続けること2時間ちょっと。ついに頂上に到着しました!
本当は頂上でご来光を拝むつもりだったのですが、悪天候だったので見ることができず、残念無念です。
頂上はもちろんバリ寒いので、うどん屋さん・ラーメン屋さんなどは大行列。屋内にすら、なかなか入れないとみるべきでしょう。


あまり良い写真を撮ることができなかったので、頂上でもらえた「富士山登頂証明書」と、屋内に飾られていた富士山の絶景写真を載せておきます…汗
ご来光を見たくてけっこう粘ったのですが、結局寒さに耐えきれず、割とすぐに下山をはじめました。
今度は晴れた日に行けたらいいな。
6:00 下山開始

富士スバルラインへの下山道は、かなり急で、滑りやすい砂利道です。
滑り止めのついた靴でも、どうしてもズルズルと滑ってしまって、ローラースケートのように滑って下りました。
そして、何より精神にくるのが、下りはほとんど似たような道の繰り返しだということ。
登りは、砂利道だったり岩道だったりと、かなり変化があったのですが、下りはそうした変化がなくて、無限ループのような辛さがありました。
なんやかんや、下るのがいちばん辛かった気がします。ぜひ1人では登らずに、友達と話しながら行くといいですよ!
10:00 富士スバルライン到着

約4時間かけて、五合目まで降りてきました。お疲れ様でした。
がんばった自分へのご褒美に、富士山めろんぱんや富士山Tシャツ、お菓子など、好きなものをたくさん買いましょう!
下山後のおすすめ過ごし方
1日お風呂に入っていないうえに、富士山登頂で疲れ切った体は、ぜひ温泉に入って癒されましょう。
富士山パーキング周辺には、たくさんの温泉があります。せっかくですし、その名を冠した「ふじやま温泉」へ行ってみてはいかがでしょうか。

また、冷え切った体には、山梨名物ほうとうもおすすめです。
富士山パーキング付近なら、けっこうどこにでもほうとうのお店があります。
ダイナミックに入った野菜たち、特に甘~いカボチャが最高でした!
装備・持ち物について
食事・飲み物
これは、重くても大量に持っていくこと推奨です。
サンドイッチやおにぎりなどの軽食を1日分、気分転換用のお菓子、そして飲み物は3L以上持っていくべきかと思います。
頂上が近くなると、トイレが有料になるため、そこまでがぶ飲みはしなくなるのですが、すごく汗をかきますので、適宜水分補給をしましょう。
防寒具
頂上は真冬並みの寒さでした…。
でも、それ以上でもないので、いたって普通の冬用ジャージ&コートなどでOKだと思います。
それでも寒かったら、雨が降っていなくても、レインコートを着ればOKです。
登山靴
できればちゃんとした登山靴がいいですが、金銭的に難しいor買う時間がないのであれば、普通の運動靴やスニーカーでもいけると思います。
私はスリッポンで登ったのですが、友達にバカにされながらも、ちゃんと登りきりました!(富士山登頂により、スリッポンは超ダメージを受け、使い物にならなくなりましたが…)
ヘッドライト
夜中に登山をする場合、ヘッドライトが必須です。
ネットショップでも五合目の売店でも、2500円くらいで購入できるので、用意しておきましょう。
とはいえ、登山客が多すぎて、それぞれのヘッドライトが街灯ばりに道を照らしていたんですよね…。
ワンチャンなくても登れるかも?油断は禁物ですが…。
その他
あとは、軍手とレインコートを持っていけば、充分だと思います。
これだけ揃えて、足りないものは売店で買って、安全に登山を楽しみましょう!
おわりに
富士山といえば、人生で1回は登ってみたい山ですよね。
どうか万全な準備で、思い出に残る登山を楽しみましょう!
なにか、これについてもっと知りたい!などありましたら、コメントお願いします!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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